ISHIDA's People イシダの人々

A・Mさん

機械開発の全工程に挑み
チームで新機種開発を実現し
食品産業の効率化に貢献する

開発・設計(メカ)
H・Tさん

イシダのどんな点に惹かれて入社を決めたのでしょうか

選んだ理由は2点あります。まずは生きていくなかで欠かせない食に関わる企業という点です。次に面接やOB訪問で感じた社員の雰囲気や働く環境がよかった点です。会社説明会の際に、時代がどれだけ変化しようとも人は食べることをやめないと聞きました。将来にわたって生活に欠かせない食に関わる製品づくりに挑戦したいと思いイシダで開発者を目指すことにしました。

今の仕事内容と仕事をする上で大切にしていることを教えてください

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現在の仕事内容は、1972年の発売からイシダの根幹を担ってきた『組み合わせ計量機』の開発業務です。同機種の標準モデルのリリース後、さまざまな計量物に対応するためのバリエーション展開に取り組んでいます。最近では、高衛生仕様の機種を開発しました。新たなモデルのプランニングをはじめ、構造検討にあたっては部品加工会社との綿密な打ち合わせ、開発予定機器の機能とコストを両立するための調整を行います。部品製作時は、実際に部品加工会社の工場まで行って品質確認も行います。ゼロから一台の機器を創りだすまでの全行程に携わっています。仕事をする上では、チーム内での助け合いや適度な気分転換を大切にしています。一人ひとりが良いパフォーマンスを発揮できるよう、気持ちよく働ける環境づくりにも力を入れています。

仕事を通じて得られたことやそのエピソードなどを教えてください

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イシダはお客様の要望を叶えることを常に目指しています。ある時、生肉を「組み合わせ計量機」で自動計量できないかという要望がありました。課題として、高い衛生性能と非粘着技術が挙げられました。生肉は雑菌が繁殖しやすく衛生面への注意が求められます。そのためネジ一つから抗菌仕様を実現し、従来機種よりも雑菌が留まらない構造を開発しました。また生肉は粘着性食品のため通常仕様の「組み合わせ計量機」ではうまく搬送できませんでした。そこで生肉が接する搬送部分のデザインや構造について開発を進め、非粘着技術を実現しました。お客様の要望を叶えるためには、多くの課題が立ちふさがります。しかし一つひとつ、新たな技術を生み出し、新たな価値を創造することで、課題を解決していきます。挑戦する姿勢を貫くことで私自身も成長できた経験だったと感じています。

今の仕事ならではの魅力ややりがいは?

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機械の構想段階から設計、製造、そして完成に至るまでの全工程に一貫して携わることができるのが魅力です。自分が設計した機械がカタチになり、動く様子を見たときは感激します。また機械開発を通じて、効率化や省力化という社会課題に貢献できている点もやりがいにつながっています。

チーム力を誇る“イシダ”。部署やチームで協力して成し遂げたこと、または仕事でチーム力を感じたことを教えてください

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同時期で納期が重複する大型受注案件と新製品のテスト・検収案件を無事に乗り切ったことです。海外顧客からの大規模注文に対応し、打ち合わせにも出席して、機器の詳細な仕様やスケジュールを綿密に確認しました。
部品加工会社と連携し、常にお客様に内容を確認しながら開発を進めていたものの、途中でかなり大きな仕様変更が発生しました。
同時期には、新機種の検証作業を実施することになっていました。どちらも納期が迫っていて、膨大な作業量でした。リーダーとして解決策を模索し、異なる機器を開発するメンバーに状況を共有して関わってもらい、大規模注文の仕様変更と新機種の検証作業を再編成しました。そうすることでなんとか予定通り納品ができました。不測の事態が起きてもイシダには信頼できる仲間がいて協働できるからこそ、困難な課題も解決できると実感しました。

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イシダの魅力や自慢できるところは?

イシダは完成品メーカーなので、開発者として機械が完成したときの喜びが非常に大きいです。また、社員同士の関係が良好で、お互いを尊重し合う雰囲気があり、社歴関係なく意見を述べやすいのはイシダならではだと思います。快適な職場環境が整い、やりがいのある仕事が揃っているのはイシダの魅力です。

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ワークライフバランスはとれていますか?

どうしても業務が立て込む時期は帰宅が遅くなることもあります。会社休日でしっかりとリフレッシュしつつ、長期休暇や有給休暇を利用して、海外旅行や音楽制作などの趣味も楽しんでいます。

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思い入れのある仕事道具

開発者たる私の必需品、15cmのスケールです。モノづくりでは正確なサイズを知ることは基本です。そのため開発者は機械の隙間を測るなど、使用する場面が多く、チーム全員が”マイスケール”を常備しています。

Member’s Voice チームメンバーからひとこと!

開発設計 K・Kさん(2023年入社)

Tさんと主力機に新風を!

開発・設計(メカ) K・Kさん(2023年入社)

Tさんは技術的な指導だけではなくチームのスケジュール管理や、モチベーション維持にも気を配ってくれています。仕事に息詰まったときは、自然に声をかけてくれる優しい先輩です。また、若手の意見や提案も尊重してもらっています。Tさんの様々な配慮と環境づくりのおかげで、常にやりがいを感じながら、主体的に仕事に取り組むことができています。

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