イシダのどんな点に惹かれて入社を決めたのでしょうか

入社を決めた理由は、同級生のイシダのインターンシップ体験談がきっかけでした。特に印象的だったのは、130年以上の歴史を持ちながら、暮らしに関連した事業で着実に業績を伸ばしている点です。自身が企業選定の軸としていた「安定した経営基盤を持ちつつ成長を続ける企業」と一致したのです。また、会社説明会で知った「営業技術」という職種に強く興味を引かれました。この職種では、自分のアイデアを機器設計に盛り込むことができると聞き、ワクワクしたことを覚えています。安定した企業でありながら、自身の考えや発想を仕事に反映できる環境があることに大きな魅力を感じて入社を決意しました。

今の仕事内容と仕事をする上で大切にしていることを教えてください

営業技術は、自社製品や協業する他社製品を組み合わせ、お客様ごとに最適な生産システムを設計する仕事です。そのなかで私は、主に食品工場を担当しています。営業とお客様のもとに出向き、原料の種類から商品が完成するまでの製造過程を詳しく聞き、必要な機器を組み合わせ、生産ラインを仮設計します。それを図面に展開してお客様へ提案します。受注に至れば開発部や協力企業に生産機器の手配から納品や生産立ち合いにいたるまでの全工程に関わります。仕事で大切にしていることは、お客様の課題や要望の本質を理解するという点です。本質を理解したうえで最適な提案をすることを大事にしています。

仕事を通じて得られたことやそのエピソードなどを教えてください

私の仕事が、社会の役に立っていると感じることが増えてきました。現在、日本は労働者人口の減少が進んでいて、工場の自動化・省人化への期待が高まっています。人手不足という社会課題の解決に、私が構築した生産システムが一役買っているのはうれしくやりがいがあります。またお客様からの感謝の言葉、社内の他部署の方から「難しいプロジェクトに取り組んでいるね」などの声をかけられるたびに、自身の努力と成長が認められていることを実感します。

今の仕事ならではの魅力ややりがいは？

自身の実力や可能性を大きく伸ばすことできることです。お客様のプロジェクトにあわせて、システム提案から機器の稼働に至るまで、すべてに携われることに大きなやりがいを感じます。将来的には営業技術の実力を伸ばして、期待を超える成果を提供できるコンサルタントのような存在を目指しています。提案システムを今まで以上にお客様の利益に直結させることで、営業技術部を“稼げる部署”にしていきたいです。

チーム力を誇る“イシダ”。部署やチームで協力して成し遂げたこと、または仕事でチーム力を感じたことを教えてください

営業技術部門では、さまざまな現場でチーム力を活かした成果を出します。お客様向けのプロジェクトでは社内外の関係者が連携し、システムの設計から稼働までを速やかに実現します。万一問題が発生した場合には、関連部門が情報を共有し、チーム内で相談協力し合いながら問題解決に挑みます。さまざまなチームでプロジェクトの成功や問題解決に挑むなかで、私自身ももっと技術力を高めてチームに貢献したいと思うようになっています。プロジェクトの成功のためだけでなく、イシダ（営業技術）の仕事では社内の関係部門や協力企業ともコミュニケーションをとって協力し合う企業文化があります。