Products 食を支えるパイオニア製品
「あったらいいな、を実現するものづくりで世界中の食を支える」
イシダは食品や工業、医療医薬など様々な分野で活躍する製品を生み出し、その革新的な技術力は世界で高く評価されています。「三方良し」の理念のもと、常に時代の一歩先を見据え、世界に先駆けた製品を生み出すことで、豊かな社会の未来を切り拓き、人々の暮らしに寄り添い続けています。
製品開発の姿勢
私たちの製品づくりはお客様の課題を解決するためのものであり、そのためにはお客様のリアルな声が重要となります。ご意見をいただくための一つの取り組みとして、商業用の展示会において既存の製品だけでなく、まだ製品化されていない試作機も展示しています。幅広いお客様から様々なご意見を頂戴し、お客様に喜ばれる製品開発に反映しています。
「組み合わせ計量」の発明が、
世界の食品工場を変える。
組み合わせ計量機
(コンピュータスケール)

1972年、世界初の「組み合わせ計量機」システムを発明。大きさや形状が異なる商品を決めた重さで袋詰めする手順を初めて自動化に成功しました。複数の計量機で同時に計量し、組み合わせてターゲットとなる重さを作り出す発想は世界に驚きをもって迎えられました。新発想の計量システムは、世界中の食品工場を変え、様々な食品の生産に貢献しています。
社会課題を解決する。
全く新しい包装形態
「ノントレー包装」を実現
ノントレー包装機

精肉や鮮魚を包装するためにはプラスチックトレーが広く利用されており、非常に便利なものです。しかしその反面、トレーは「かさばるゴミ」でもあります。プラスチック削減、ゴミ削減が社会課題となる中、イシダはトレーを使わない新たな包装方法「ノントレー包装」を開発しました。イシダは高機能や高性能な製品を生み出すだけではなく、社会課題を解決し、社会に貢献する企業を目指しています。
日本の伝統と文化を守る。
安全・安心に食を楽しめる背景にはイシダがいる。
アニサキス検査装置

日本を代表する伝統文化である寿司・刺身には、アニサキスが潜んでいることがあります。アニサキスは重度の症状を引き起こす危険性があり、食文化を楽しむ人の憂いの種でもあります。イシダは京都大学と産学連携で、安全・安心に日本の食文化が楽しめるように、アニサキス検査装置を開発しました。簡単にアニサキスを発見・排除できる装置として、鮮魚や生魚を提供する多くの現場で活躍し、日本の食の未来を支えています。
「はかりながら、運ぶ」。
質量計測の常識を覆した計量システム。
ダイナミック
計量システム

従来の計量方法では、計量対象物を静止させた状態で測定する必要があり、「計量」と「物の持ち上げ・搬送・配置」などの作業は同時に行うことができませんでした。しかしイシダは新たな自動化を実現するべく、物が動いている状態でも計量できる新たなシステムを開発しました。このシステムでは、ロボットハンドと連携し、「計量」と「物の持ち上げ・搬送・配置」などの一連の動作を同時に行うことで、作業効率を大幅に向上させることができます。仕分け、振分け、投入などの自動化を実現し、食品製造・加工工場、物流 センター、各種工場での自動化に貢献する技術として注目されています。