一人の父親として、みなさんにぜひ伝えたいこと
1970年生まれ。
米マサチューセッツ工科大経営大学院修了。
1997年イシダに入社。
取締役技術本部長、常務取締役、副社長などを経て2010年5月に代表取締役就任。
公職として、一般社団法人京都経済同
友会幹事、一般社団法人日本YPO会長理事などを歴任。
イシダでは、お客様に喜ばれ、社会のお役に立つために自ら考えて行動できる人には、年齢に関係なくどんどん活躍する機会が与えられます。
その際には、決して独りよがりになることなく、朗らかに、謙虚で素直な姿勢で取り組んでほしいと思います。
私は学生時代、将来は「子どもに対して背中で語れる父親」になりたいと考えていました。
現在は家庭を持つ父親として、理想の姿を目指して毎日奮闘しています。
会社でも同じで、口だけであれこれ説明や説教をするよりも、自分が率先して物事に取り組み、背中で語れるような人になりたいと考えています。
そんな私から、一つだけみなさんに伝えたいことがあります。
それは、若い内はぜひ「できるだけ良いものにたくさん触れる」ようにしてほしいということです。
良い本を読んだり、頑張っている人の話を聞いたり、スポーツでの感動体験であったり、様々な良いものに触れる経験から、心が揺さぶられる瞬間を感じてほしいと思います。
そういった経験が「こんな人になりたい」とか「こんなことがしたい」という想いにつながり、目標を持って行動することができるようになると考えています。
目標を持って行動できると、その達成のためにどうすればよいか、自分なりに創意工夫する習慣が身につきます。
また、一人で達成できないことであれば、仲間を巻き込んで行動することができるようになります。
そういった考える力や巻き込んで行動する力は、社会人になっても絶対に役立つ力になります。
良いものにたくさん触れ、大小問わず様々な目標に向かって挑戦してみてください。
そしてその経験を、イシダで思う存分発揮してください。
近い将来、イシダでともに世界一を目指す仲間としてお会いできる日を楽しみにしています。
