社員インタビュー - 株式会社イシダ・採用サイト

システムエンジニア

幅広くコミュニケーションを図り、
お客様専用システムを仕上げる。
責任感と達成感が成長の源泉。

SE部 SE2課

K.R 入社3年目コンピュータ理工学部インテリジェントシステム学科

現在の仕事の内容と、その中でのあなたの役割について

コンビニやドラッグストア、スーパーなどの物流システムに用いられる「さいまるソート（物流センターでの仕分け作業を支援するデジタルシステム）」のアプリ製作を主に担当しています。実際の詳細な開発やプログラミング作業は専門の開発担当の方に依頼をしますので、私たちの仕事は、お客様と打合せをしてどんなシステムを作りたいかを決めて、その通りに開発者に依頼し、出来上がったアプリが要望通りに動くか検証し、お客様が使える状態にセットアップするということが主な流れになります。同じシステムとはいえ、お客様ごとにご要望が異なります。詳細は言えませんが、例えば製品を検品するタイミングは入荷時か出荷時か、チェックする機械はハンディ端末かウェアラブル端末か、などが一例です。そのため、お客様はどんな仕事の流れでどんなシステムを構築したいのかをしっかりとヒアリングして確認することが重要となります。逆に言えば、ここでしっかりと話し合いができていなければ、その後の開発でやり直しや抜け漏れなどの余計な手間が発生することになります。

大変だったことや、やりがいを感じる場面を教えてください。

入社して２年目の冬に先輩が異動となり、ある物流センター全体の仕組みを標準仕様の状態から大きくカスタマイズしてお客様専用のシステムに仕上げる案件を担当することになりました。初めての経験ばかりで、使いやすい設計にするためのアイディアだしなど様々な点で苦労しましたが、先輩方の力も借りながら最初から最後までメイン担当としてやりきった経験は、苦労した以上に大きな達成感を覚えました。
また、お客様先にＳＥ・営業技術・カスタマーエンジニアの３名チームで訪問することが多かったのですが、他の2名は大先輩ではあるものの職種が違うため、システム関係のことはほぼ全て私に質問されました。その時に、頼られる喜びを感じるとともに、任せられる責任の重さや自分に足りない部分に気づかされるなど、社会人として一皮むけたんじゃないかなと感じています。また、若手の内からこういった大きな仕事を任せてもらえたことで、将来もっと頼られる存在になりたいと思えるモチベーションにも繋がりました。

イシダへの入社の決め手はなんですか？

一番の理由は仕事内容です。情報系の学部を卒業しましたが、性格上、社内にこもって開発をするのではなく、上流工程でお客様とコミュニケーションをとりたいと考えていました。イシダのＳＥ職は外に出てお客様と関わりつつ、学んできた情報系の知識を活かせると知り、まさにやりたいことだと感じました。実際入社してからも、お客様とコミュニケーションを取る仕事は向いていると思いますし、デバック作業などの細かい作業はやっぱり苦手ですね（笑）
他に重要視していたのは、会社の安定性。不安定な会社で暗い気持ちで働くのではなく、安定した土台で大きな仕事に思い切って取り組みたかったという理由です。関西出身なので勤務地は関西を希望していましたが、実際の配属は東京でした。当初は少しショックでしたが、今では東京生活も楽しんでいますし、視野が広がったので結果的には良かったです。京都にもＳＥの部署があるので、将来的には京都で働いて東西両方の仕事が分かるようになりたいですね。
また、学生時代にあまり考えていなくて嬉しい誤算だったのは、社内の人間関係です。部署関係なく良い人が多く、仕事で一緒になった帰りに飲みに行ったり、トラブルが起きた時はみんなが協力して解決にあたってくれたりなど、風通しの良さを感じる風土は働いてみて非常に重要だと感じました。

学生の皆さんへメッセージをお願いいたします。

学業はもちろん大切ですが、遊び含め、いろんなことを経験し、いろんな人と関わり合ってほしいと思います。私は行けませんでしたが、留学などで世界中の人と触れ合うのもいいと思います。特にイシダのＳＥは、学生時代の専門知識よりもコミュニケーション力や学び続ける姿勢が大事になります。実際、文系の営業からＳＥになられた先輩もおられますので、文理や専攻問わず「やり抜いてみせる」という気持ちの方が大切です。座学だけで得る知識ではなく、仕事を通じて苦労しながら勉強するからこそスキルとして身につくと思いますので、学生時代は学業で専門性を磨くだけでなく、人としての引き出しを増やすような経験を多く積んでほしいと思います。