できなかったことを
できるようにする。
それが技術者としての最大の喜び!
物流技術部 包装技術2課
N.Y 入社7年目 理工学研究科
現在の仕事の内容と、その中でのあなたの役割について
スーパーの開店前に使われることが多いですね。開店前のスーパーの業務としては、店頭にパックした商品を並べる品出しがあります。店舗の規模によっては数百パック作らなければならないケースも。それを一つひとつ手作業でやっていたら時間がいくらあっても足りません。その際にこの製品は大いに力を発揮します。
自動計量包装値付機はシリーズ化されていて、今私が手がけているのは、さらに機能を向上させたもの。具体的には透明のトレーに対応可能な機能を付加させるというものです。食品トレーと言うと、おそらくは多くの人が白いトレーを思い浮かべると思いますが、最近のスーパーでは清涼感や清潔な印象がある透明のトレーを使う動きが活発になって来ているんです。
ところがこの透明トレー、われわれ開発者にとっては悩ましい存在。トレーの輪郭がどうしても掴みにくく、カメラでの検知が容易ではないんです。それを何とかクリアしようと、これまで苦労を重ねてきましたが、今ほとんど実用化できるところまで来ています。
開発の仕事の面白さは、上記のようにこれまでできなかったことをできるようにすること。それに尽きますね。以前、ノントレー包装機を開発したときもそうでした。トレーを使わない自動包装機なんですが、その包装に使うラップの溶着技術が当時イシダにはなかったんです。それをできるようにしたのが、実は私。そのことでノントレー包装機の開発が進み、大きなやりがいを感じたことを覚えています。まさに技術者としての喜びですね。
イシダへの入社の決め手はなんですか?
その経験で得たことは、いろんな人にふれあうことで人間的な成長ができたということ。武道を行う人たちだけあって、みなさん向上心に富んでいて、人格的にも優れている方が多いと思います。特に道場の先生はそうですね。
イシダへの入社理由ですが、私は理系畑の人間なので、その専門を活かしたいと思いました。
数ある企業のなかからイシダを選んだのは、国内トップシェアという点に魅力を感じたからです。やはりトップ企業はものづくりに対して意欲的。先端的なこともできると思いました。私は新しいことに挑戦することが好きなので、イシダではそのチャレンジ精神が発揮できると考えたわけです。その期待は報われていると思います。
学生の皆さんへメッセージをお願いいたします。
誰かに指示をされ、その通りに動くことにやりがいを感じる人もいるでしょうし、自分の考えを行動に移すことにやりがいを覚える人もいると思います。それぞれのスタイルを考えた上で会社選びをするとミスマッチも少なくなると思います。
会社を選ぶ際には社風もぜひチェックしていただきたいですね。私はイシダの面接を受けたときに「この会社しかないな」と思いました。と言うのも、面接官の方々ととても波長が合いましたし、向こうも私のことに関心を持ってくれたからです。働きやすい会社だということが肌で感じることができました。みなさんもきっとそういう会社に出会えると思いますし、それがイシダであったなら、とても嬉しいと思います。
私個人としては、いろんなことに興味を持つことができて、アクティブな人と仕事がしたいと思っています。一緒にものづくりを楽しんでいきましょう!