製品開発・設計

技術者としての原点を
大切に持ち続けながら
成長していきたい!

物流技術部 物流SI技術3課

E.T 入社2年目 電気電子工学科

現在の仕事の内容と、その中でのあなたの役割について

現在、私が取り組んでいる業務は「自動ラベラーの新製品」のプリンタ制御ソフト設計です。みなさんがスーパーやコンビニなどで買うお弁当や食品パック。そこには必ずラベルが貼られています。ラベルとは、例えばどのような食材が使われているのか、消費期限はいつかといった表示のあるシールのこと。私が開発しているのは、そのラベルの貼付を制御するソフト。生産ラインを流れる商品に対し、その速度に合わせて貼付する場所やタイミング、角度等をセンサーで瞬時に判断して貼付するといった機能が求められます。まだ1人では設計全体をカバーできないので、先輩から指導をいただきながら仕事を進めている状態です。
先輩方は、優しくて根気強く仕事を教えてくれるので安心です。わからないことがあっても気兼ねなく質問できるので、ありがたく感じています。教え上手な人ですから、自分でもできる範囲が徐々に広がっていくことがわかります。こういうのを「成長を実感している」と言うんでしょうね。

仕事の面白さは、自分が手がけたものが実際に動くことです。例えば、いまのソフト設計の例で言えば、自分が「このように動いてくれ」と設計した通りに、ラベルを貼るアームが動いてくれます。たまに思い通りになってくれないこともあるので、動いてくれたときはなおさら。入社2年目の私にとっては、そういうことがまだまだ楽しいんです。あと、ハーネス設計と言って、製品に使われるケーブルの設計も手がけましたが、配線しやすい設計を実現できたときも「ちゃんとできた!」と喜びを感じました。
もちろんこれから経験を積んでいくにつれて、仕事の面白さややりがい、技術者としての目標も大きく変わっていくと思います。ただ、今のこの「物が動くだけで楽しく感じる気持ち」は、心のどこかに大切に持ち続けていたいですね。ものづくりの原点は、そこにあると言っても良いのではないかと思います。
将来的には、まわりから信頼される技術者になるのが夢。その技術者としての原点を見失わないようにしながら、成長していきたいと思っています。

イシダへの入社の決め手はなんですか?

イシダの入社理由ですが、私は電子工学を専攻していたので、その専門を活かしたかったことが第一にあります。対象となる企業はたくさんありますが、そのなかでイシダを選んだのは、インターンシップでお世話になったことが大きいですね。社員のみなさんがとても親切で「この会社、働きやすいだろうな」と。
インターンシップは就活のために行うものではなく、社員のみなさんもそういうつもりはなかったと思います。それだけに、その親切さがストレートに響きました。そして就活を迎えたときに気づけばエントリーをしていた、というわけです。

学生の皆さんへメッセージをお願いいたします。

イシダには高専出身の技術者もいれば、大学・大学院出身の技術者もいます。いろんなタイプの人がいるわけですが、チャンスは平等につかむことができます。何かにチャレンジしたいと思えば、背中を押してくれる。もちろんそこには説得力のある根拠が求められますが、頭ごなしに否定されることはありません。そういう社風が私は好きですし、挑戦意欲の強い人材にとっては魅力に映ると思いますね。
意欲で思い出しましたが、学生のときに学んでいない分野のことも実践を通して取り組ませてくれるのもいいですね。技術者としての幅が広がります。
そういう風土なので「どんどん成長したい、ガンガンものづくりに取り組んでいきたい!」という人は水を得た魚のように楽しめるはず。

当社の面接は、堅苦しい雰囲気はなく、素の自分で勝負できる面接です。変に飾らず、ありのままの自分を出してください。そのほうが面接官も喜んでくれると思います。「がんばってマニュアル本を丸暗記してきました」的な答えは、みなさんが思っている以上にマイナスになるかもしれません。

10年後の夢

何か一つの得意分野を追求して「この機械のことならE.Tに任せておけば大丈夫」と言われるくらいの存在になっていたいですね。一人前の技術者として信頼されるようになれば、やりがいもいま以上に大きくなっていると思います。プライベート面での夢としては、幸せな家庭を持つこと。まわりの先輩は仕事もプライベートも充実していて、幸せそうな人ばかりなんです。私もぜひそうなりたいですね。

休日の過ごし方

ハリウッド映画をテーマにした大阪のテーマパークによく遊びに行っています。年間スタジオパスを購入したほどのファンなんです。それ以外の休日の過ごし方としては、一眼レフのカメラを持って出かけたり、バイクでツーリングに行ったり。あと、冬になるとスキーを楽しんでいます。家でじっとしていることはほとんどありませんね。休日をアクティブに過ごす社員はイシダにはけっこう多いですよ。

尊敬する人

音楽家の久石譲さんです。ジブリ映画の主題歌の作曲家として有名ですよね。あの音楽性に魅力を感じて、アルバムなどもよく聴いています。久石さんがオーケストラの指揮をとった演奏も聴いたことがありますが、とても楽しそうに指揮をしていて「この人は本当に音楽が好きなんだな」と思いました。私自身、小さい頃から吹奏楽をしていたこともあって音楽は大好き。そういった面でも共感を覚えます。