信頼がキーワード
自分の営業スタイルを確立し
難題の解決に挑んでいきたい
物流SI・FAシステム部 西日本SI営業課
M.S 入社2年目 経済学部 国際経済学科
現在の仕事の内容と、その中でのあなたの役割について
私たちの課は非常に納品の機会が多いので、入社1年目は先輩の営業や技術サービス担当者に同行し、納品のお手伝いをしながら現場の機器やラインの設備について学んでいました。2年目になってからは、小分けしたお惣菜や、カットした肉や魚をパック詰めにして大手スーパーの各店舗に配送している「プロセスセンター」を担当することに。全国にある4カ所の製造拠点を回りながら、お客様にメリットを感じていただけるようなシステムやライン構成などを提案しています。
経験の少なさをカバーするためには、地道にお客様のところに通って自分という人間を知っていただき、少しずつ信頼関係を構築していくしかありません。これまで担当されていた歴代の先輩方が築き上げてきた繋がりを自分の代で失ってはならない。そんなプレッシャーを感じながら、とにかくスピーディーな対応を心がけて営業活動を続けていると、3カ月目に入った6月に「X線と高速自動値付ラベラーを組み込んだラインがほしい」とお客様の方から声をかけていただけたのです。受注できたのは合わせて3ラインで、金額も数千万円という大きな案件だったので、とても嬉しかったですね。
この案件で一番苦労したのは、ほとんど仕様が決まりかけた段階で一からやり直しになったこと。スタート時点ではラインに流す商品が決まっていたので、その商品に合わせて仕様を詰めていったのですが「高い買い物なので、やはりもっと汎用性のあるラインにしたい」というご要望が加わったんです。技術やサービスの先輩方に助けていただきながら急遽仕様を考え直し、何とかお客様に満足していただけるような提案をすることができました。このラインも間もなく納品になる予定。無事に稼働するまでは気を抜くことはできませんが、2年目ながらこれほど大きな案件に携われて本当にありがたいと思っています。これも周りの先輩方のサポートがあったからこそ実現できたこと。今後も人との繋がりを大切にしながら、地道に経験を積み重ねて自分なりの営業スタイルを築き上げていけるよう頑張りたいと思います。
イシダへの入社の決め手はなんですか?
イシダは食品メーカーではありませんが、サイトで自分が興味を持っている食品関係の会社を見ていると、「この会社を見ている人は、こんな会社も見ています」というような他社情報が載っている欄にイシダの名前がよく登場していて…。正直、それまではイシダのことを知らなかったのですが、興味本位で調べてみると創業120年という歴史の長さにビックリ。未曾有の世界的経済危機にさらされていた時期だっただけに、長く堅実に黒字経営を続けていることに驚かされましたね。顧客のほとんどが食品メーカーなので、自分が志望していた業界と密接な関係があることにも親しみを感じました。自分も食品をはじめとするメーカーにとって無くてはならない存在として、独自の技術力を発揮しているイシダの一員になって働きたいと思ったのが入社の決め手です。
学生の皆さんへメッセージをお願いいたします。
人事担当者もきっと選考には迷っているはずなので、たとえ周りの人たちがヒットを打っていても、焦らずに最後にしっかりと自分の色を出せば印象に残るはず。野球やサッカーと同じで点を取る以上にファインプレーをすることを心がけて、私も常に面接に臨んでいました。選考では、大勢の人の中で自分という存在をまず知ってもらうことが大切なのではないでしょうか。
イシダの営業職は、ガッツだけでなく知的で繊細さも求められます。前向きで常にポジティブな考えを持ちつつ、丁寧に仕事に取り組んでいけるような人と一緒に働けたら嬉しいです。イシダには上司や先輩が新人を大切に育ててくれる温かい風土が根付いています。とにかく人間関係の良い会社なので、「企業選びに社風の良さははずせない!」という人にはおススメしたいですね。