省力化・効率化を追求した
システムのトータル提案で
お客様の生産性向上に貢献する
西日本産機システム部
営業2課
K.T 入社5年目 法学部 法律学科
現在の仕事の内容と、その中でのあなたの役割について
この仕事で一番大切なのは、お客様との信頼関係を築くこと。売るのは機械でも、買うのは人。設備は金額も非常に大きいので、アフターフォローが何より重要です。ご購入いただく前はもちろんですが、ご購入いただいてからも「不具合はないですか」「使い勝手がわからない部分はありませんか」というように、お客様のところへマメに顔を出し、コミュニケーションを取るように心がけています。こうした地道な努力を積み重ねることでお客様から信頼をいただき、入れ替えや追加、新たな設備の導入へと繋がった時には大きなやりがいを感じます。
最近携わった案件で特に印象的だったのは、京菓子メーカーの新工場に生産ラインをトータル提案したことです。半年程前にお客様から「生産量が向上し、既存の工場ではキャパオーバーになるため、新工場を新設して生産性を上げたい。しかし、人の手でお菓子の箱詰めをしているため、時間とコストがかかるので何か良い方法はないか」というご相談を受けました。 そこで、イシダの検査装置に加えて、ロボットを使った箱詰め装置をトータルでご提案したところ、採用になりました。大変だったのは、箱詰め装置が協力会社(機械メーカー)の製品だったこと。規模の大きな生産ラインの場合、イシダの機械だけでなく、協力会社(機械メーカー)の製品も組み込んでご提案することが多々あります。製品をつくりあげていくまでには、コストや仕様など様々なことを詰めていかなければなりません。イシダの製品だけなら社内調整で済むのですが、今回はお客様と協力会社の間に立ち、双方が納得いくようなカタチで調整するのが非常に難しかったですね。でも、苦労した分、やりがいも大きかったです。最初は紙ベースだった工場内のレイアウトが、ライン図通りに次々と機械が設置されてカタチになっていく。実際にお菓子が製造されている様子を見た時には「よくやり遂げたなぁ」と達成感で胸がいっぱいになりました。
入社して5年目になりますが、この仕事は奥が深く、まだまだ知識や経験を積み重ねる必要があると感じています。今後は機械の知識や提案力にさらに磨きをかけて、お客様・上司・先輩からは信頼され、後輩からは頼られる人間になれるように頑張りたいです。
イシダへの入社の決め手はなんですか?
イシダに入社を決めたのは、企業研究を進めるうちに、食品メーカーに入って、スーパーへ1個何十円という商品を売るよりも、企業の社長や工場長を相手に単体で何百万、何千万という製品を販売してみたいと思ったから。これまでの自分の視野にはないことでしたが、自分の可能性を試すには良い機会だと思いましたし、何より若いうちからスケールの大きな仕事にチャレンジできることに魅力を感じました。
学生の皆さんへメッセージをお願いいたします。
これから入社される皆さんには、素直さと協調性を期待したいですね。イシダの営業職はチームで仕事を進めていきますので、先輩や周囲のアドバイスを素直に受け入れていけば、仕事面はもちろん、人間的にも大きく成長できます。
今は私が就活をしていた売り手市場の頃と違って、厳しい時代になっていると思います。志望していた企業に不採用になるなど、今までに経験したことがないようなショッキングな出来事に遭遇するかもしれません。でも、その現実を受け止めることは決して悪いことではありません。なぜなら次のステップへ進む大きなチャンスだからです。諦めずに続けていれば必ず自分に合った会社に出会えると信じて頑張ってください。あなたの真摯な気持ちを受け止めてくれる企業は必ずあります。