産業機械部門
スーパーマーケット等大型店舗の発展によって特に菓子業界では、対面のはかり売りから事前パックへと大きく販売方法が変化しましたが、それと歩を一にして各種の専用自動秤量機が開発され、産業分野での秤は大きく変化しました。
産機事業において昭和40年代後半はその後の展開を決定づける重要なターニングポイントであったといえます。この分野で"計量のシステム化"へのアプローチが開始されたからです。その発端となったのが、昭和43年に包装機械メーカーと協力し開発された「給袋式自動計量包装機」です。それまでは、粉体、粒体、固形物、薄片物など定量計量の範囲を広げつつありましたが、それらをパッキングする工程では専門メーカーの自動包装機を連結するという方法で対処してきました。
しかし、計量機と包装機の相性によっては互いの機能を制約しあって理想的なシステムが構築できず、場合によっては個々に優秀な機能がありながらドッキングさせると機能が十分発揮できない事があり、更に計量器と包装機のスペースを別々に確保する必要あったためにその二点がネックになっていました。給袋式自動計量包装機は製袋式包装機とは異なり、多種の袋を容易に交換できるので自動計量機と一体化することにより、作業の合理化、省力化、省スペース化が著しく進み、以後、商業はかりの分野でも値付け、包装、印字、といった周辺機器を連結させることにより"計量システム化"へと大きく前進することになります。