食鳥処理加工の生産技術、工場責任者のみなさまへ

ブロイラー加工の 計量・包装・検査・出荷 自動化ソリューション

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ブロイラー加工の課題は自動化…

消費者のヘルシー志向や、国産志向の高まりによって、ブロイラーの需要が高まっていますが、
ブロイラー加工の現場では「人手不足」と「物価上昇」の2つの大きな問題が立ちはだかっています

  • 人手不足の問題

    人手不足の問題

    少子高齢化によって、加工現場の人手不足が深刻化。
    従業員の定着率も低く、熟練作業者の技術継承がされないなど、生産性が低下しています。

    「現場の省人化」が急務

  • 物価上昇の問題

    物価上昇の問題

    飼料コストや輸送費、人件費の上昇で、ブロイラーの原価が高騰。
    国産志向は高いものの、安価な輸入鶏肉との価格競争も激化しています。

    「さらなるコスト削減」が急務

食鳥処理工場では、増加するブロイラーの需要に応えるため、
早急な自動化が課題となっているのです

その課題、イシダが解決します

その課題「イシダ」が解決します

ブロイラー加工では、中抜きや大ばらしの工程で自動化が進んでいます。
しかし柔らかく不定形な食肉加工の自動化は難しく、計量やカット、包装などの後工程は、まだまだ人手に頼ることが多いのが現状です。
そこで採用されているのが、イシダの自動化ソリューションです。

工程別ソリューション

  • ①加工

    カット 計量
  • ②検査/包装

    異物検査 包装
  • ③出荷

    箱詰め 殺菌・除菌

工程別の課題解決例

イシダでは、計量からカット、包装、検査・出荷まで、
ブロイラー加工における包装工程の自動化をご提案します。

計量付着しやすいブロイラー計量の自動化が実現

  • 課題 付着しやすいブロイラー計量の自動化が実現|課題

    ブロイラーは機械や装置に付着しやすく、計量は人手に頼ることが一般的です。 しかし手作業による計量は、選別に熟練を要するだけでなく、作業者の疲労度も高く、生産性低下の原因になっていました…

  • 解決 付着しやすいブロイラー計量の自動化が実現|解決

    イシダでは、ブロイラーの計量に特化した「組み合わせ計量機」を開発。 鶏肉の付着を極力抑えた専用設計で、ブロイラーのさまざまな部位を高精度に自動計量することができ、生産性向上が実現します。

組み合わせ計量機 ブロイラー用〈CCW-AS〉

組み合わせ計量機 ブロイラー用〈CCW-AS〉

新型フィーダで最適供給を実現した新たな組み合わせ計量機「Advantage Series」です。組み合わせ計量機50年以上のノウハウをもとに生産性を向上させる数々の新機能を搭載しました。

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CCW-ASの特長
CCW-ASの特長

単重監視機能で歩留り向上

精度のよい組み合わせ計量で、計量ロスを削減し利益率が向上。
ブロイラーの単重値をリアルタイムで監視し、組み合わせ計算に適さない単重値が流れてきた場合でも、自動で機器設定を更新することができます。
また組み合わせに参加できない商品を自動的に排除することで、稼働率の低下を防ぐことも可能です。

  • さまざまな部位に対応

    さまざまな部位に対応

    特殊な表面加工により、モモ・ムネをはじめ、ササミ ・手羽元 ・手羽中・手羽先・皮 ・レバー ・ハツなど、ブロイラーの各部位に対応します。

  • 清掃性が向上

    清掃性が向上

    本体はIP69K相当で高圧洗浄も可能。着脱パーツはコンパクトで洗いやすく、現場の清掃作業が効率化します。また自動洗浄機があれば、洗浄から殺菌、乾燥まで、おまかせで清掃が可能です。

    ※社内基準による
    高圧洗基準浄に対する保護機能評価は製品出荷時のものであり、経時評価は評価に含まない

  • 低床設計で導入しやすい

    低床設計で導入しやすい

    天井高さとの干渉もクリアできる低床設計。機械の高さが低くなったことで、これまで天井の高さが足りずに自動計量ラインを導入できなかった工場にも導入が可能です。

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包装MAP包装・スキンパックの自動化が実現

  • 課題 MAP包装・スキンパックの自動化が実現|課題

    鶏肉など生鮮食品の包装では、食品の鮮度を保つため真空パック機を使って包装が行われることがあります。 しかし人手による包装は、作業量が増える一方で人手が足りず、生産性低下の原因になっていました…

  • 解決 MAP包装・スキンパックの自動化が実現|解決

    限られたスペースに設置できる、コンパクトなフルオートモデルのトレーシーラー「QX-500」が活躍。 MAP包装(ガス置換包装)や、スキンパック(真空密着包装)などの付加価値の高い包装を自動で行うことができ、生産性向上が実現します。

トレーシーラー〈QX-500〉

トレーシーラー〈QX-500〉

コンパクトな設計と軽量部品によりメンテナンス性を向上させつつ、MAX100トレー/分の高能力を実現した新型のフルオートトレーシーラーです。最新技術を採用し、省エネルギー生産も実現しています。

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QX-500の特長
ガス置換で廃棄ロスを削減

ガス置換で廃棄ロスを削減

MAP包装・スキンパックは、品質保持期間の延長に効果があり、配送エリアの拡大や廃棄ロス削減を可能にします。

※イシダヨーロッパ社における欧州調査に基づくものであり 、削減効果は参考値となります。また実際の商品によって効果は異なります。実際の商品でのテスト検証については営業までお問合わせください。

  • 高精度・高品質

    高精度・高品質

    コンパクトでありながら、MAX100トレー/分の高生産能力。
    トレーをスムーズに搬送することができ、トレーの破損や中身の転がりといった荷崩れを防止します。

  • コンパクト

    コンパクト

    扉の開閉スペースは不要、金型引き出しスペースは約250mmで、狭いスペースでも難なく設置可能です。
    またベルト面の高さが約750mmと扱いやすく、現場作業の効率化に最適です。

  • ラベルレス印字(オプション)

    ラベルレス印字(オプション)

    ダイレクトサーマルプリンタ〈i-DRP〉をオプション搭載。
    インクリボンとラベルは不要、フィルムへ直接印字することができ、消耗品の削減に貢献します。

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店舗向け商品には

特に粘着性が高い部位に

自動計量包装値付機

店舗向け商品や工場直売商品のトレー包装には、自動計量包装値付機〈WM-AI LX〉がおすすめです。
「はかる」「包む」「印字する」の3つの作業を、1台で自動化することができます。

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異物
検査
高精度に骨を検出し再検査時間を削減

  • 課題 高精度に骨を検出し再検査時間を削減|課題

    ブロイラーの残骨検査は、X線装置による透視検査が一般的になってきています。 しかし小さな骨の見落としがあると、再検査となってしまい、生産性低下の原因になっていました…

  • 解決 高精度に骨を検出し再検査時間を削減|解決

    イシダでは、従来機よりもさらに高感度で骨を検出する、新型センサ搭載の「X線検査装置」を開発。微細な骨、薄い骨などの軟質異物を高精度に検出。誤検出が少なく再検査時間を削減。生産性向上が実現します。

X線検査装置〈IX-PD〉

X線検査装置〈IX-PD〉

新型センサの搭載とエネルギー分析機能を活用することで、硬骨や貝殻、ガラスなどの軟質異物の感度を向上。さらに金属線などの微小異物も高感度に検出。当社史上最高の感度を誇るハイエンドモデル。

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IX-PDの特長
当社史上最高レベルで「骨」を検出

当社史上最高レベルで「骨」を検出

高性能なデュアルエナジーセンサを搭載。長年培った画像解析技術とかけ合わせ、残骨検査の感度が向上しました。硬骨やガラスだけでなく、金属線などの微小異物も高感度に検出することができます。

  • 再検査時間を削減

    再検査時間を削減

    検査精度が高く誤検出が少ないため、誤ってNG排出されたブロイラーの再検査時間を削減。ラインが止まることもありません。

    ※社内調べ

  • 廃棄ロスを削減

    廃棄ロスを削減

    検査精度が高く誤検出が少ないため、異物が入っていないのにはじかれてしまった商品の廃棄もありません。包材ロスの削減にもつながります。

    ※鶏肉加工包装品を対象に、テストピースの石英ガラス球φ1.5mmが検出できる運用の時

  • AI搭載(オプション)

    AI搭載(オプション)

    特定異物の検出向けのAIオプションを利用することで、 さらに高精度な検査が実現します。

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カット異物検査と高速カットの自動化が実現

  • 課題 異物検査と高速カットの自動化が実現|課題

    ブロイラーは不定形で、部位によっても質量が変わります。そのため人手によるカットでは、正確な重さでカットすることが難しく、歩留まり率が低下してしまうことがありました…

  • 解決 異物検査と高速カットの自動化が実現|解決

    イシダでは、異物検査とブロイラーカットを同時に行う、1台2役の「ポーションカッター」を開発。 X線による異物検査と同時に、透過画像からブロイラーの質量を推定し、カット位置を算出。精度の高い定量カットで、生産性向上が実現します。

ポーションカッター

ポーションカッター

イシダのX線検査装置による「異物検査」と、カッターによる「原料加工」を1台で実現します。多彩なカットモードで現場運用・商品に対応し、作業負荷を軽減します。

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ポーションカッターの特長
  • 高速カットで生産性向上

    高速カットで生産性向上

    X線検査装置による「高精度スキャニング」と、専用特殊刃による「高精度カット」の1台2役。多彩なカットモードで現場の運用に柔軟に対応でき、作業負荷を軽減します。

    ※社内調べ

  • 高精度スキャニング

    高精度スキャニング

    X線検査装置の推定質量機能により、透過画像からカット位置を算出。原料の裏面から内部空洞までフルスキャンすることで、金属をはじめ石・ガラス・硬骨などの異物も高感度で検出することができます。

  • 高精度カット

    高精度カット

    専用特殊刃を使用し、鶏肉の皮をはがすことなくカットが可能です。一次カットと二次カットの、2回のカットを組み合わせることで、歩留まり率が向上します。

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箱詰め箱詰めの自動化が実現

  • 課題 箱詰めの自動化が実現|課題

    出荷にともなう箱詰めは、作業者の負担が大きく、自動化が急がれている工程のひとつです。 重労働は作業者の労災や離職率の増加にもつながりますが、小規模の出荷場では、ロボットの設置スペースが取れず、自動化が遅れていました…

  • 解決 箱詰めの自動化が実現|解決

    イシダでは、わずかなスペースに設置ができる「省スペースモデルのオートケーサー」を開発。 大規模なレイアウト変更なしに導入が可能で、2.5kgまでの重量物に対応し、現場の省力化に応えます。

オートケーサー〈ACP-641〉

オートケーサー〈ACP-641〉

パラレルロボット搭載の省スペース直詰め型オートケーサーです。集積・整列工程を省き、段ボールに直詰めすることで機体の省スペース化を実現します。

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ACP-641の特長
省スペース設計

省スペース設計

パラレルロボットで段ボールに直詰めするので、集積・整列のためのスペースが不要。
姿勢制御工程が不要で、機体の省スペース化を実現します。

少量多品種に最適

少量多品種に最適

設定は、商品サイズ・箱サイズ・詰め方パターンを入力するだけ。
段取り替えにかかる時間はわずか3分で、かんたんに品種切替することができます。

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殺菌
除菌
殺菌・除菌の作業を効率化

  • 課題 殺菌・除菌の作業を効率化|課題

    近年、食鳥処理場でもHACCPに沿った衛生管理が義務化され、食品や設備の殺菌・除菌ニーズが高まっています。 しかし薬剤による殺菌・除菌は、取り扱いに注意が必要で、希釈の手間もあり、生産性低下の原因になっていました…

  • 解決 殺菌・除菌の作業を効率化|解決

    イシダでは、塩と水道水から除菌水を生成する「電解次亜水生成機」を開発。 塩を入れて蛇口をひねるだけで生成できるため、希釈の必要がなく、水道水感覚で手軽に使うことができます。

電解次亜水生成機〈i-CL Series〉

電解次亜水生成機〈i-CL Series〉

用途に合わせて低コストで安全かつ強力な除菌や殺菌ができます。希釈をする必要もなく、蛇口を開けば除菌水が使用できるという「水道水感覚」で除菌水を使用できます。

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i-CL Seriesの特長
水と塩を電気分解し電解次亜水を生成

水と塩を電気分解し電解次亜水を生成

塩と水道水から人・食材・環境にやさしい除菌水を生成。用途に合わせて、低コストで安全かつ強力な殺菌・除菌ができます。
ホルモンの加工時に流す水を電解次亜水に変えることで、商品の日持ちを長くすることも可能です。

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出荷形態に応じたライン構成例

お客さまのラインに最適なレイアウトをご提案いたします。

段ボール出荷ライン

段ボール出荷ライン

計量機から包装機、検査機、箱詰め機まで、すべての包装工程をイシダ1社で構成することができるため、業者間の連携で発生するグレーゾーンがなくなります。
メンテナンスもイシダ1社でOK。さらに商談にかかる時間や回数も削減でき効率的です。

トレーパックライン

トレーパックライン

トレー盛付け後、計量・包装・値付作業を自動包装計量値付機(WM-AI LX)1台で行い、省スペース、多品種少量生産に対応したライン構築が可能です。
ラベルは上下合わせて3枚まで貼付け可能、「金属検出機」や「X線検査装置」とも連動し、組み合わせのバリエーションが豊富です。
さらに35パック/分以上の高能力生産をお求めの場合は、他社製包装機の後段に自動計量値付機(FDP-AI S-X)を設置すれば、最高100回/分の高能力ラインが実現します。

イシダについて

イシダについて

食品の安全と品質を確保しながら自動化を進めるためには、「食」に通じた豊富な経験と技術力が欠かせません。
イシダでは1893年の創業以来、民間初のハカリメーカーとして先進の計量技術で、世界の食品製造工場の省力化を推進し続けてきました。「食のインフラ」ともいわれる、産地から食品工場、物流、小売にいたるまで、食にかかわるすべての現場における製品を手がけているのが強みです。
現場で培ってきたノウハウで、食品加工の多様化するニーズに対応した豊富なソリューションを実現します。

よくあるご質問

自動化で困っているけど、なにから相談していいのかわかりません…
専門部隊がお客さまのお困りごとをヒアリングし、ご提案させていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。
社内にライン導入についてわかる担当がいません…
エンジニアリングもお任せいただけます。
装置の導入だけでなく、生産ラインにあわせたコンサルティングからライン構築まで、 現場の自動化をトータルでサポートいたします。
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限られたスペースにも設置できる、省スペースの装置をラインナップしています。
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実際の製品を見てみたい
日本全国の展示会に出展しており、製品を直接ご覧いただくことができます。
またイシダの生産工場にて、お客さまの実際のサンプルをテストすることも可能です。
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今すぐお問い合わせください

食鳥処理工場では、増加するブロイラーの需要に応えるため、早急な自動化が課題となっています。
イシダでは、産地から食品工場、物流、小売にいたるまで、食品加工の多様化するニーズに対応した豊富なソリューションで、現場の課題に応えます。
ブロイラー加工の自動化に関するご相談は、ぜひ一度、イシダまでお問い合わせください。

このようなお困りではありませんか?

このようなお困りではありませんか?
  • 手作業による計量で生産性が低下…
  • 装置の設置スペースが取れず、自動化が進まない…
  • 小さな骨の見落としで再検査が発生…
  • 手作業によるカットで歩留まり率が低下…
  • 箱詰め作業を自動化したい…
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